ホワイトボードアニメーションソフトで作られた動画をYouTubeで目にすると思います。多くはVYONDやVideoScribeで作られていると思います。今回はVYONDを含め、8つのアニメーションソフトを紹介したいと思います。
当ページの情報が読者さんのこれからの動画制作に少しでも寄与できたら幸いです。
ホワイトボードアニメーションソフトとは?
ホワイトボードアニメーションソフトは、アートやテキストをデジタルなホワイトボード上でアニメーション化するためのコンピュータープログラムです。ビジネスプレゼンテーションや教育資料の作成に利用されることが多いです。
利用者は線を描く、テキストを追加する、画像を配置するなどのアクションを、アニメーションとして記録・再生することができます。また、実際に手で描いたかのような効果を再現するためのさまざまなツールやテンプレートが提供されています。このようにして、視覚的に魅力的で理解しやすいプレゼンテーションやビデオを短時間で作成することが可能になります。
VYONDとは?
VYONDは最も有名なホワイトボードアニメーションソフトです。ビジネスや教育分野で用いられるビデオを手軽に制作できます。テンプレートを基にドラッグ&ドロップの操作でキャラクターやオブジェクトを配置し、アニメーションビデオを短時間で作成できます。音声やテキスト、背景音楽なども簡単に追加でき、プロフェッショナルなビデオを作成することができます。このツールは、プレゼンテーションや教育資料、広告などの制作に非常に役立ちます。
VYOND以外の選択肢も?
VYONDは非常に便利なアニメーション作成ツールですが、他にも様々なツールがあり、プロジェクトのニーズや予算に応じて最適な選択をすることが重要です。Adobe AnimateやToon Boomなどのプロフェッショナル向けソフトウェアは、更に高度なアニメーション作成が可能です。また、低予算や初心者向けにはPowtoonやAnimakerといった手軽に使えるオプションもあります。各ツールはそれぞれ独自の機能と利点を持ち、多岐にわたるプロジェクト要件を満たすことができます。
VYOND以外のホワイトボードアニメーションソフト
VYOND以外のホワイトボードアニメーションソフトにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは様々なホワイトボードアニメーションソフトを個別に紹介します。
VideoScribe(ビデオスクライブ)
- 安い
- 多様多種なフリー素材
- ホワイトボードに特化
- 日本語未対応
もっとも安価なホワイトボードアニメーションソフトの一つだ。ナレーションを入れることもできるし、300もの著作権フリーの音楽、6000を超える画像が使用できる。お試し期間があるのも嬉しい。あくまでホワイトボードでシンプルにプレゼンなどを作りたいという方には是非お勧めだ。
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Vyond(ビヨンド)
- キャラや素材のデザインが多い。
- 操作し易い。
- トライアル期間が長い。
- 比較的高価。
日本で一番有名なホワイトボードアニメーションソフト。プレゼンやeラーニングなどは勿論、ストーリーを組み立ててアニメ動画の制作などにも使える。また、アニメーションモデルは3つあり、用途に応じて選択可能だ。キャラクターも服装や表情、肌の色、体格など様々な選択ができ、自分なりにカスタマイズできるところも魅力だ。その他にも著作権フリーの音源、多様多種なテンプレート、操作も簡単とあれば選ばない手はない。
もし、最安値でゲットしたいのならセール時期やクーポンを使うといい。
Animaker(アニメーカー)
- アニメそのもの。
- キャラクターがユニーク。
- 素材が多い。
- テンプレートも多い。
- できた動画をダウンロードする形だが、その数が月間で決められている。金次第で無制限にはできるが…
- また、他のソフトと比べると重く感じるかもしれない。
まさにアニメ。ホワイトボードアニメーションというより、アニメ風にストーリー動画制作に向いている。ヴィジュアルのスタイルは黒板型、ホワイトボード型、スケッチボード型、ガラス板型がある。とにかくストックフォトは数え切れないくらいあり、動画テンプレートも1000を超える。
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Doodly(ドゥードゥリィ)
- Smart Drawというシステムで違和感なく描かれる。ペンと画の差がすくない。
- 手書き風アニメーションに特化。
- トライアル期間はないが、30日返金保証がある。
- キャラが200を超える。
- レンダリングの遅さを感じるかもしれない。
本当にホワイトボードに描いているような感じがする。ペン先とドラッグが一致するところが多い。ホワイトボード、グリーンボード、ガラスボード、黒板を使い様々なカスタム画像を描くことができる。
PowToon(ポウトゥーン)
- フレンドリーなキャラクターが特徴。
- ソフト操作はインタラクティブでいい。
- 月間ダウンロード数を考慮すると若干高価か。
- 子供ウケは良いかも知れない。
- トライアルではなく無料コースがある。
YouTube、Facebook、Instagram、Vimeoに直接公開することができます。クラウドストレージも提供。
Toonly(トゥーンリー)
- 海外アニメ風。
- 日本語フォントインポートも可能。
海外アニメといった印象を受けるでしょう。素材も1000以上あり、フリー音楽も100以上備えています。またBryxenが運営しており、Doodlyと同じ系列。
Renderforest
- ロゴの作成もできる。
- 様々なタイプの動画の制作。
- ホームページ制作。
- モックアップの作成(バナー、ロゴ等の作成)
- レンダリングが時間がかかる。
漫画風、3Dアニメーションからホワイトボードアニメ―ションまで多岐に渡って使用できる。イントロシーンも自分のロゴを入れるだけでAeで編集したかのようなものができる。素材も非常に多いし、テンプレートシーンも無数にある。ただのアニメーションソフトではない。お試し期間はないが、透かしや機能低廉化バージョンが無料で使える。是非試してみて下さい。
Expaindio
- 圧倒的安さ。
- 3Dモデルとアニメーションのカスタマイズ。
- 何千もの無料ストックフォトにアクセスできます。
- これらの画像を編集して、ビデオにミックス可。
安価で購入できるホワイトボードアニメーションソフト。お試し期間はないが、14日間の返金保証制度がある。
まとめ
ホワイトボードアニメーションを上手くプレゼンを進めることができます。そして、余暇を利用しYouTubeなどにも顔出し無しで動画をアップすることができます。操作はとても簡単です。今から始めても直ぐに数年の経験を持つプレイヤーと並ぶことができるでしょう。あくまで動画編集の部分ですが。
重要なのはストーリー、構成だということは読者の皆さんはとっくに認識していると思います。ご自身のストーリー、キャラクターに合ったソフトを選んでアニメーション創作を楽しみましょう。当ページが読者の創作意欲に少しでも寄与することができれば幸いです。是非また読みに来てください。
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