ラグビーほど素晴らしいスポーツはありません。100Kgを超えた男の魂と魂のぶつかり合い、知的でタクティカルなマニューバー、試合が終わればノーサイド!
そんなラグビーをやはりメジャースポーツとして、もしくは日本の国技として押し上げていきたい。そんな熱い思いを持った方々は多いのではないでしょうか?
本記事ではラグビーの魅力をさらに向上させ、地球No.1競技人口を目指すためのソリューションを提案いたします。
ラグビーとは?
ラグビーはタマゴ状のボールを手で持ち、トライを目指すチームスポーツです。19世紀のイギリスで、サッカー中にボールを手で持って走った愚か者が起源といわれています。
今では世界中のマッチョ、トレーニー、戦術家などの間で非常に愛されているスポーツです。スピードとパワーを兼ね備えたプレイヤーたちのプレイは、観る者の心をつかんで放しません。
ラグビーの種類
- ラグビーユニオン (15人制ラグビー)
- ラグビーリーグ (13人制ラグビー)
- セブンズラグビー (7人制ラグビー)
- タッチラグビー
- ビーチラグビー
ワールドカップなどで見るラグビーは広いグランドで15人もの選手がプレイするものです。しかし、ラグビーには15人制でプレイするものの他にもいくつかの種類があります。ご存知だったでしょうか?
ラグビーユニオン (15人制ラグビー)
人数: 各チーム15人
主に行われる国: 世界中の多くの国々、特にイギリス、フランス、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアなど
主な大会: ラグビーワールドカップ、シックス・ネイションズ、ザ・ラグビーチャンピオンシップなど
ラグビーリーグ (13人制ラグビー)
人数: 各チーム13人
主に行われる国: イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど
主な大会: ラグビーリーグワールドカップ、スーパーリーグ、NRL (ナショナル・ラグビーリーグ) など
セブンズラグビー (7人制ラグビー)
人数: 各チーム7人
主に行われる国: 世界中の多くの国々
主な大会: ラグビーワールドカップセブンズ、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズなど
オリンピックでも正式種目として採用されています。
タッチラグビー
タックルの代わりに相手をタッチすることでプレイを止める
人数やルールはさまざまなバリエーションが存在しますが、一般的には6人制が主流です。
主にレクリエーションやトレーニングの一環として行われることが多い
ビーチラグビー
砂浜で行われるラグビー
人数やルールはさまざまですが、一般的には5人制が主流です。
ラグビー人口は?
ラグビーは世界中で愛されているスポーツで、全世界の競技人口は約420万人にのぼります。この中でも特に注目すべき国がいくつかあります。
イングランドはラグビーの発祥の地として知られ、その競技人口は約192.5万人となっており、全世界のラグビー競技人口の約46%を占めています。この数字は、他のどの国よりも圧倒的に多い数値です。
南アフリカもラグビーが非常に人気のある国で、競技人口は55.1万人となっています。ラグビーは南アフリカの国技として知られ、多くの国際大会での成功を収めています。
フランスでは19.1万人の人々がラグビーを楽しんでおり、ヨーロッパでのラグビーの中心地の一つとして位置づけられています。
また、アジアでのラグビーの中心地として、日本も注目されています。日本のラグビー競技人口は18.3万人となっており、近年は特にその数が増加傾向にあります。
これらの国々はラグビーの競技人口が多いだけでなく、国際的な大会での実績も豊富であり、ラグビー文化が根付いていることが伺えます。
参考:ラグビーワールドカップ
ラグビーの課題
- 怪我のリスク
- 競技人口の確保
- 公平な競技環境の確保
- ルールの複雑さ
- 商業的側面
ラグビーは世界中で人気のあるスポーツですが、その普及と発展にはいくつかの課題が存在します。以下は、ラグビーに関連する主な課題をいくつか挙げたものです。これらの課題を克服するためには、各国のラグビー協会やワールドラグビーなどの国際組織が連携し、取り組みを進める必要があります。
怪我のリスク
ラグビーはフィジカルな接触が多いスポーツであるため、選手の怪我のリスクが高い。特に脳震盪や関節の怪我が問題となっており、これらの怪我の予防と対策が求められています。
競技人口の確保
一部の国や地域では、ラグビーの競技人口が減少している。これは、他のスポーツとの競合や、上述の怪我のリスクなどが影響している可能性がある。
公平な競技環境の確保
ラグビーは多くの国々で行われているが、一部の国々では資金や施設、コーチングの質などに格差が存在する。これにより、国際大会での競争力に差が生まれることがある。
ルールの複雑さ
ラグビーのルールは複雑であり、初心者や観戦者にとって理解しにくいという意見もある。ルールの簡素化や啓発活動が求められている。
商業的側面
一部の国やリーグでは、テレビ放送権やスポンサーシップの収入が重要となっている。これにより、商業的な側面がスポーツの本質を損なうことが懸念されている。
ラグビーに体重制を導入
- 怪我のリスクの低減
- 競技の公平性の向上
- 競技人口の確保
ラグビーが持つ課題をクリアするために、「ラグビーに体重制を導入する」といった妙案がございます。まずは上記のような大きなメリットがあることは間違いありません。
ボクシングや柔道は体重に基づく階級制度を導入しており、これにより競技の公平性が保たれています。体格や力の差によるアドバンテージを減少させ、技術や戦術が中心となる競技環境を実現しています。この考え方をラグビーに適用すると、体重制の導入は競技の公平性を向上させ、怪我のリスクを低減する効果が期待されます。
さらに、体格に自信がない人々もラグビーを始めやすくなり、競技人口の拡大にも寄与するでしょう。ボクシングや柔道の成功を考慮すると、ラグビーにおいても体重制の導入は有効なアプローチと言えます。
怪我のリスクの低減
体重制を導入することで、フィールド上の選手間の体格差を減少させることができます。これにより、大きな体格の選手と小さな体格の選手との間での接触時の怪我のリスクを低減することが期待されます。
競技の公平性の向上
体重制を導入することで、選手の体格や力によるアドバンテージが減少し、技術や戦術がより重要となります。これにより、競技の公平性が向上する可能性があります。
競技人口の確保
体重制を導入することで、体格に自信がない人々もラグビーを始めやすくなります。これにより、競技人口の確保や拡大が期待されます。
具体的な階級制度の提案
あくまで一例です。総重量制は15人制で想定していますが、他の規模でも対応可能です。
この制度により、チーム全体の体重バランスを考慮しながら、選手の選び方や戦術を考えることができます。特に、ライトクラスではスピードを活かしたプレイ、ヘビークラスではパワーを活かしたプレイが求められる可能性があります。
総重量制
ライトクラス:チーム全体の総重量が1,050kg以下(平均70kg/人)
ミドルクラス:チーム全体の総重量が1,051kg〜1,275kg(平均71kg〜85kg/人)
ヘビークラス:チーム全体の総重量が1,276kg以上(平均85kg/人以上)
個人の体重制
ライトクラス:各選手の体重が70kg以下
ミドルクラス:各選手の体重が71kg〜90kg
ヘビークラス:各選手の体重が91kg以上
ラグビーにグランドの規模も調整
- 怪我のリスクの低減
- 競技の戦術的多様性
- 観戦の魅力の向上
ラグビーをもっと身近に感じるためには、街中で気軽に楽しめる環境が必要です。バスケットのように、小さなスペースでもプレイできるようにグランドの規模を調整することで、都市部でもラグビーを楽しむことが可能になります。
具体的にはタッチラグビーやビーチラグビーをより進化させていきます。
怪我のリスクの低減
グランドの規模を調整することで、選手同士の接触の頻度や強度を調整することができます。これにより、接触時の怪我のリスクを低減することが期待されます。
競技の戦術的多様性
グランドの規模を調整することで、戦術のバリエーションが増える可能性があります。例えば、狭いグランドでは短いパスやドリブルが重要となり、広いグランドではロングパスやスピードが重要となるなど、戦術の多様性が生まれる可能性があります。
観戦の魅力の向上
グランドの規模を調整することで、試合のテンポや展開が変わり、観戦の魅力が向上する可能性があります。
具体的なグランド調整
それぞれ何名でプレイするかは議論がありそうですが、この程度であれば街中にも設置可能ではないでしょうか?
スモールフィールド
サイズ:縦20m × 横10m
用途:技術練習や1対1のマッチプレイに適しています。
ミディアムフィールド
サイズ:縦30m × 横15m
用途:スピードや戦術を重視したプレイに適しています。
ラージフィールド
サイズ:縦40m × 横20m
用途:広いスペースを活用した戦術や、長距離のパスプレイに適しています。
ラグビーのメジャースポーツ化に向けて
- バーチャルラグビー体験
- AIコーチング
- エコフレンドリーなスタジアム
- ラグビーロボット大会
- 宇宙ラグビーリーグ
ここではラグビーをメジャースポーツとして成長させていくためのユニークなアイデアを紹介します。ラグビーの具体的ライバルはサッカー、バスケ、バレーです。特にサッカーから競技人口を取り合う場合が多いので、未来的な魅力を追求していく必要があります。
UX重視のバーチャルラグビー観戦
VR技術やAR技術を活用して、ファンが実際にプレイヤーの視点で試合を体験できるようにする。これにより、試合の興奮や緊張感を直接体感することができ、ファンのエンゲージメントを高める。100Kg以上の男たちがスクラムを組む現場の臨場感をオーディエンスに提供し、サッカーや野球では味わえないマッチョな体験を提供します。
AIコーチングをブランディングにも活用
AI技術を活用して、選手の動きや戦術を分析し、最適なプレイスタイルや戦略を提案するといった取り組みは既に行われています。さらに、ショービズの観点からマーケティングやブランディングにAIを取り入れて業界的なムーブメントを作っていきます。他スポーツを置き去りにするビジネスを展開していきます。
エコフレンドリーなスタジアム
GXをラグビービジネスに導入しましょう。CSR、ESG、SDGsといった取り組みを実際に魅せることで、コンプライアンスが重視されるビジネス界から信任を得ます。環境に優しい素材や技術を活用して、CO2排出量を削減するスタジアムを建設することも大切です。ファンやスポンサーからのサポートを得やすくなる。
ラグビーロボット大会
ロボット技術を活用して、人間の選手と同じようにラグビーをプレイする大会を開催するのもよいでしょう。ロボット技術は未来のコア技術です。アバターラグビーが実現できれば、ケガを心配する必要もなくなります。
宇宙ラグビーリーグ
これは宣伝効果抜群です。宇宙旅行が一般的になる前に、月や他の惑星でラグビーの試合を開催します。ラグビーの知名度は一気に他スポーツを凌駕するでしょう。
まとめ
ラグビーは素晴らしいスポーツです。日本で盛り上がるのがワールドカップや代表戦だけというのがもったいなすぎます。ぜひ、日本国民ワンチームとなって日本ラグビーの飛躍、ラグビー界およびにラグビービジネス全体の成長をサポートしていきましょう。
以上、本記事ではラグビーの魅力をさらに向上させ、地球No.1競技人口を目指すためのソリューションを提案いたしました。ラグビー競技ならびに興行ビジネス全般の進化と深化につながる情報となれば幸いでございます。
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