『自宅学習の強化書』から学ぶ未来の学習環境

働き方

新型コロナによる外出自粛で子供の自宅学習が増えました。親として学習環境を整えたいのですが…

外出自粛によって学習環境は家庭・オンラインで実施するようになり、この流れは外出自粛が終わっても終わらないでしょう。学習の自主性がカギとなる時代になってきたと言えます。そこで当著「自宅学習の強化書」。本著は自宅学習における自主性の重要性を説き、どのような学習環境、ライフスタイルにすれば自主性が育つかを説明しています。

自宅学習の強化書

本著の要点

1.

自主性とは自分で立てた計画を全うする素養。学校の成績を上げるという目標は、社会で勝ち続ける力を涵養させる。

2.

自主的に計画を遂行するには「集中力」がテーマとなる。持続できる集中は人それぞれなので、早めに把握して休憩をとるようにしよう。休憩してまた士気が上がる時間までも人それぞれ。大体把握しておこう。

3.

大人の指南は時に一方的で絶対的である。それは子供に共感を引き起こさせない。つまり、納得しないし、どこかで否定する。距離を縮め、共感を引き出すには親の〝失敗談〟を話してストレスを和らげよう。そして、失敗してからのリカバリー体験も話せたらなおよし。

本著内容:自宅学習力を向上するには!?

前提として…

自宅学習は社会に出てからも役に立つ素養
自宅学習は自主的に計画を遂行するということ。計画が達成できるようになれば、自信もつくし、違う事にチャレンジするときも成功体験を以て果敢に行動できる。

計画を遂行できなければ修正するのを覚える
自分で立てた計画を上手く遂行できない場合、計画を疑い、矯正する。それは方法が一つではないということを知ることになる。社会に出たら試行錯誤する人になるだろう。

親は子の長所を言葉にして説明して
できない事を挙げてもキリがない。できる事を助長し勝負する自信を付与しよう。長所を明確化されることで計画もブラッシュアップされ、目標達成率は高まり、自主性はさらに高まる好循環が形成されるだろう。

計画

計画は5つの順番で立てる

  1. 何のための勉強か明確化
  2. パフォーマンス発揮本番日の設定
  3. 目標点数、もしくは目標評価の明文化
  4. 目標達成のために必要なことを書き出す
  5. 努力量(コスト)の見積

勉強は時間ではなく量
机に座っている時間を勉強と勘違いさせないようにしよう。
何かが分かるまで、解けるまでという裁量労働を教えよう。

習慣化させるために継続が大事
気分が乗らない時もあるだろう。そのような時は計画を修正し量を減らそう。そしてその決めた量を熟そう。それが自信につながるし、少なくとも後退にはならない。

学習の習慣化

自宅でやることを予め設定しよう
その場合、次の授業の予習なのか、今授業の復習なのか明確化して設定する。自ずとやらなければならないことが見えてくるはずだ。

未来の自分が参照しやすいノートづくり
自分が参照して分かりやすいノートを作ることで自分だけの課題を炙り出せる。フォーマットは色んなものがあるので、書いていて楽しめるようなもの、面白いもの、見返したくなるものを作成しよう。

「まとめノート」と「課題ノート」を作ろう
まとめノートは自身が勉強した軌跡である。自身の努力過程は成長過程である。自信につながるだろう。「課題ノート」はぶち当たった壁を蓄積する。それによって苦手な分野が見えてくるかもしれない。自身を成長させる上で大切になるだろう。

集中力のコツ

休んでよし
集中力など何時間も続くものではない。個別に差はあるだろうが、休憩を入れた方が頭が働くのは明白。また、休憩時間を固定するのは間違いである。バイオリズムは狂うときもある。その時の体調に合わせた休憩が大事。そして、それに合わせて学習量を変動させよう。

集中を乱すものを認識しよう
TV、ラジオ、スマホ、雑誌、生活音など色んな刺激が集中力を絶やす可能性を含んでいる。何によって集中が削がれるか早めにピックアップして排除しよう。

睡眠時間は削るな
休憩は重要と前出した通り。その休憩の最上位が睡眠。そして次に食事。食事は栄養補給の面のみならず、家族とのコミュニケーションを促し、美味いものを食うことでリラックス効果やモチベーションアップにもつながる。とにかく睡眠時間は削るな。

保護者が気をつかうこと

自主性を尊重するということは自由に選ばせるということ
それは時に親から見れば過ちであると評価されるような選択かもしれない。親は子が失敗することも目の当たりにするかもしれない。しかし、失敗から学んということの方が社会で必要とされる力ではないか?もちろん、致命的な過ちを選択するような場合は体を張って止めてもらいたい。

共感して指南せよ
一方的に指南しても拒否されるだけだ。子供にも意思がある。そして、計画、自主性を以て自宅学習を強化しようというときに子供の意思を一方的に否定するということはナンセンスだ。

見守る強さを親は持て
子供は親が思うほど子供ではない。親にできることは殆どできる。経験値の差によって要領を得てないだけだ。子離れして見守ろう。子供はきっと自主的に考えて行動する。

最後に…

新型コロナ下でオンライン授業も学校に導入された。それらは受ける側の自主性が要諦であり、サボろうと思えばいくらでもサボれる。自主的に学習を継続することの大切さ、素養が本当に大切になってくる。これからもオンライン化、自宅学習重点化への流れは変わらないだろう。本著は学校の未来を想定して描かれた学習改革書である。未来の家庭に素晴らしい学習環境を創造しましょう。

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