
堀田秀吾(ほった しゅうご)
言語学者(法言語学、心理言語学)。明治大学教授。

- ストレス解消のカギは新しい脳。
- ジョギングの有効性。
- 声に出す事は大事。
- 自分だけのおまじないを知れ。

あさが気分悪い、気分が落ちるのはホルモン:コルチゾールの影響。コルチゾールは朝方に高くなる。そもそも科学的に朝は気分が悪くなる傾向が証明されている。実際の対処方法について下記する。
- 楽しかったことを思い出せ。
- 朝は永遠ではない。
- ただし、思い出しすぎは現実逃避に繋がる。思い出すのは1分以内がベスト。

- ジョギングが気分の落ち込みには効く。
- 落ち込みからの回復が早い。
- ジョギングは気分の落ち込みの予防処置としても有効。

- 不安を客観的に看てとれ。
- 不安は興奮状態につなげることもできる。利用せよ。
- 言葉の有効性。「ワクワクするぞ!」など自身を鼓舞する言葉は気分を上げる。

朝の憂鬱感を午前中に引きずるときもある。そんなときは次の要領で乗り切ろう。というより、楽しもう。
- ハッピー感を出す言葉を言う。やはり言葉を言うことが大切。
- スキップなどして体と気分を連動させよう。

- 行動が大切。体を起こすには単純に動いてエネルギーを使う。
- ここで大切なのも自分に投げかける言葉。自分に響くパワーワードを探せ。

- 午前中を以上のティップスで乗り切ったら昼休みはしっかり休もう。
- 以下の動作が心を落ち着かせるようだ。
指で自分のおでこを30秒タッピング×4回
指で耳を30秒タッピング×4回
つま先で床を30秒トントンと叩く×4回
空白の壁を30秒見つめる×4回
- そして、ボーっとせよ。疲れた脳に情報を整理させる時間を与える。遠くを見るのもいい。美女を見るのもいい。イケメンを見るのもいい。とにかくボーっとせよ。

午後に眠くなる人も多い。ストレスが解消されずに過ごした結果だ。その場合、眠気を解消するためにコーヒーをあおる人も多いだろう。しかし、それは大した意味をなさない。重要なのは…
やはり運動。没頭するような単純作業的な運動が眠気を解消させてくれる。それはストレス解消ということた。

辞めてみる。今までやっていたことの延長線上に現状を解決する閃きはない。キリが悪くても中断する。やはり切り替えが必要なのだ。

ここまでストレスを引きずった…もしくはストレス状態を再発させた人はもう発散する必要がある。このあとに人生で最重要レベルの「睡眠」が待っているのだから。
歌うというのはやはりストレス状態からの解放で大きな効果を持つようだ。それは、声を大きな声を出すという観点と、気持ちを発表するという観点からストレス解消の切り札のようなもの。

抱きしめる。素晴らしいストレス解消効果があるようだ。そして、免疫力させもアップさせるようだ。もし、抱きしめる相手がいなければペットでもいい。ペットがいなければ縫いぐるみでもいい。それさえなければ、枕や布団を抱きしめよう。

ストレス解消に何が必要か。身近にできるものを多く紹介した名著です。もし、本屋さんで見かけたら手に取ってみて下さい。きっと貴方の生活に素晴らしいプラスの効果を与えてくれるでしょう。ストレスと上手く付き合うためにも読んでみて下さい。

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