【OCOKA】ポジショニングでセキュリティレベルを上げる方法!海外生活やサバゲ―でも使える

働き方

はじめに

今回は戦術を決める上で必要な地形分析スキル「OCOKA」について書き記したい。日本の平和を過信するわけではないが、日本においては何も考えずに外出してボーっと歩いたり、座ったり、時には寝転がったりできる。素晴らしい安全社会だ。

海外に出るとそうはいかない。何も考えずにポジショニングするということは自殺行為だ。何もスラム街での話ではない。普通のダウンタウンでもスリの危険や思わぬ暴力、事故などの起こる確率が日本とはレベルが違う。

当ページ情報はこれから、もしくは今現在海外の第一線でビジネスをしている方に向けた安全保障情報だ。一流商社の特攻が第三世界の奥地で個人やバディでマネジメントしているのは知っている。そこでのビジネス、生活の安全保障を少しでも役立てて頂けたら幸いだ。

戦術って何?という方は以下参照

結論

OCOKA」とは以下の頭文字でポジショニングを判断・評価するためのポイントだ。

  1. Observation and Fields of Fire – 監視と射界
  2. Cover and Concealment – 掩蔽と隠蔽
  3. Obstacles – 障害
  4. Key terrain – 緊要地形
  5. Avenues of Approach – 接近経路

これらは戦術、作戦、戦略全てのフェーズで相似して利用できる自身の客観的なポジショニング評価となる。

本論

今現在立っている場所、これから行こうとする場所、そこまでの過程、すべて安全保障を考慮して判断・評価しろ。

Observation and Fields of Fire – 監視と射界

OCOKAのO。オブザベーションは監視。フィールズオブファイアとは射界のことだが、ビジネスマンは別に射撃するわけじゃないので、「アクションのしやすさ」とでも言い変えよう。

  1. Observation(監視)
    原則は一方的監視。
    周囲を見渡せて周囲から見られにくいポジションを探せ。
  2. Fields of Fire(アクションのしやすさ)
    例えば、電車を降りるときにドンピシャで出口があったら直ぐ次の行動に移れる。アクションのしやすさは抜群だ。次につながるポジションを探せ。

Cover and Concealment – 掩蔽と隠蔽

聞きなれない言葉だろうが、要するに隠れられて防御できる場所ということだ。敵(不安全事項)から見つけられずに、見つかって何をされても問題ないポジションを探せ。

  1. Cover(防護性)
    壁はコンクリート製か?木製か?プラスティックか?素材を見ろ。銃弾から身を守ってくれるかもしれない。
    ドアは?窓は?テーブルは?いざと言うときの為に防護性の高いものを選定して近くにポジショニングしろ。
  2. Concealment(隠ぺい性)
    迷彩服をイメージする必要はない。第一線の一流商社マンなら迷彩服くらい着た事があると思うが、注意するポイントは周りに溶け込めるかどうかだ。服装、振舞い、話す言葉などを十分に注意して目立たなくなれ。

Obstacles – 障害

これも聞きなれない言葉だろう。要するに危険因子を近づけないための工夫だ。これには天然のものと人工のものがある。

  1. 天然障害
    川や池、沼、木々やジャリだ。それらは危険因子が貴方に近づくことを困難にさせるだけでなく、音を出して接近を知らせてくれる。
  2. 人工障害
    大がかりなバリケードをイメージする必要はない。例えば、モノを1つ通路においてくだけで接近スピードを低下させれる。

Key terrain – 緊要地形

難しそうな言葉だが、結果を左右するような決定的なポジションと理解してほしい。戦術的には橋やクロス、傾斜変換線などだが、現地ビジネスマンにとっては脱出口やセーフティーポイント(大使館や国連施設など)だろう。

ここを失くすと、もしくは行けなくなると生存に決定的なダメージを与えるところだ。いくつかリストアップしてもらいたい。現地情勢は目まぐるしく変わるだろう。何個か緊要地形が失しても大丈夫なくらいの選択肢に余裕を持ってもらいたい。

Avenues of Approach – 接近経路

どのようなルートで辿り着くかだ。適当に進むな。ビジネスマンならば、優先順位は安全だ。今回失敗しても次があるからだ。安全なルートを見極める上で大切なポイントは3つ。

  1. 止まらずに行けるか。
    見知らぬ土地、慣れない土地で一か所にそもそも止まることがリスクを助長する。狭い道で速度を発揮できずにいるのも止まっていることど同義だ。リスクを高める。混雑する時間帯、道の広さ、信号や検問の有無などを考慮して出来る限り止まらずに進め。
  2. シンプルか。
    迷う可能性を限りなく減らせ。また、トラブル時に仲間や公的な機関にすぐ情報を説明できる。
  3. 孤立しないか。
    孤立したら頼るべきは己の武力のみになる。ビジネスマンがすぐにアタックもしくはブレイクできるとは思わない。孤立は避けろ。身体的な孤立はもちろん、通信の孤立もできる限り避けろ。どんな社会でも助けてくれるヤツはいる

さいごに

世界で戦っている総合商社の皆さん。本当におつかれさまです。皆さま方の多大な労力の甲斐あり、日本国内で豊かな生活が保たれています。コモディティ分野はどうしても第三世界の第一線に赴く必要があり、本社からのプレッシャーの中、現地では語るに語れない厳しい現実があることでしょう。

当ページ情報が少しでも海外で尽力されている皆様の安全保障向上に寄与できたら幸いです。本当にお体・ご健康と安全だけは十分に留意してがんばってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました