『なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方』から学ぶコミュニケーションスキル

働き方

話しやすい、話しかけやすい人になるには他人と共感する意思を魅せる必要がある。何気なく会話で使用する言葉の中には、その共感を妨げるバッドワードが存在する。それらを紹介しながら、いかにしてコミュニケーションスキルを上げていくかを指南した書である。

要点
  1. 共感を拒むワードのリストアップ
  2. 過剰なセルフプロテクションは相手を警戒させる。
  3. 会話自体を大切に。会話をストップさせるセリフの除去。

要約

横のつながりにおけるコミュニケーション

友達、仲間、同僚、同級生、横のつながりにおけるコミュニケーションで共感を得るために避けるべきこと。

「分かっています」「知ってますよ」

比較と競争という原理が刷り込まれているため、コミュニケーションに弊害を起こす。物事を相手よりも知っている、理解しているという競争意識が働くために口から出てくるワード。これにより話し相手は見下されていると感じ、コミュニケーションをストップさせる。

「つまり…」「要するに…」「すなわち…」

相手の言っていることを自身で要約することで相手より頭が良いと示すワード。自身の優位性をアピールしたところでコミュニケーションが止まってしまえば情報は途切れる。

「ところで…」「そんなことより…」

あまりにもつまらない話をされて、この言葉で話題を変えたいと思うのはわかる。しかし、つぎから貴方のところへ話に来なくなるだろう。情報は継続的に仕入れてこそ意味を成す。

「私は…」

せっかく相手は情報を伝えてくれるのに自身の感想や、意見でいきなりコミュニケーションを遮断するのはよろしくない。共感力を高めるには、相手の話を引き出す能力を上げなければならない。相手の意見を盛り上げる意図で第一人称を使うのは問題はない。しかし、ただ言いたいから自分のことを話すのはコミュニケーションスキルを上げる効果はない。

上下関係におけるコミュニケーション

組織に所属する者なら誰しも上下関係が生ずる。上司から部下、部下から上司、そのコミュニケーションも共感によって円滑に進む。

誰かと比較した評価

上司から部下へのコミュニケーションはコンプライアンスをしっかり踏まえて取る必要があるのは言うもまでもない。大事なのは、話し相手(部下)を見て話すことだ。誰かべつの部下を引き合いに出して話したり評価したりすることは虚無感を与えるだろう。褒めるにしても叱るにしても、第三者を引き合いに出さないようにしよう。

「今やってます」

上司はただ進ちょく状況を把握したいだけだ。部下から上司へのコミュニケーションも逆パワハラで訴えられる時代。無碍に上司をいなすような返事はさけなければならない。これは上司の立場を否定するような態度につながる。組織にの士気にかかわる。

家族内コミュニケーション

家族内におけるコミュニケーションは時に蔑ろにされる場合が多い。知りすぎている間柄のため、多少コミュニケーションを怠っても事は進むからだ。しかし、放っておくと関係性は崩れ、実際に離れ離れになる恐れもあるのでやはりコミュニケーションは大切。そして、共感をしっかり図ろう。

「~して」「~やって」

慣れ過ぎてコミュニケーションにおける大切なツール、「ワード」が不足し過ぎている。誰に対して、何を、何のために、いつまでにやって欲しいのか?どのようにしてほしいのか?まったく分からない。主語述語をまずしっかり確立させ、5W1Hに気を払うべきだ。家族であろうが、AIではない。言葉足らずのコミュニケーションに苛立ちを募らせていくだろう。

さいごに…

人に好かれるコミュニケーションはその関係性をしっかり認識した上で言葉選びを大切にしていこうということ。たとえ気心が知れた仲間、何でも知っていそうな家族に対してもしっかり、相手の気持ちを考えて継続性のある会話を心がけることが大切である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました