ノンバーバルでプレゼンスキルアップ、名著『印象はしゃべらなくても操作できる』から学ぶプレゼン成功術

働き方

「プレゼンの準備は何をしている?」と聞かれて、「資料収集、内容構成のブラッシュアップ、データのヴィジュアライズ、プレゼン予行」と内容に関わることを一生懸命にする方は多い。
 しかし、人は見た目が6割とも7割とも言われている。見た目の次は声(言い方)や雰囲気だ。内容はホントに1割、2割程度しかオーディエンスに影響を及ぼさない。
 ならば、プレゼン成功の為、見た目や雰囲気の改善に尽力しても悪いようにはなるまい。
 当著はそれら非言語的な部分を改善してプレゼンのみならずコミュニケーション一般の質向上を指南する。プレゼン技術向上を狙ってネットサーフィンしてきた方に是非読んで貰いたい。


当著の結論

  1. 第一印象は非言語的な部分で決定される。
  2. 非言語的な部分の影響は大きいが恐れるな。コントロールできる。
  3. 相手を見ろ。独りよがりのセルフ・ブランディングは悪い方向に行く。

本著の要約

1.第一印象は非言語的な部分で決定される。

非言語の部分とは

言語能力によるところ以外をいう。具体的には…

  1. 表情
    プレゼン予行で原稿の棒読みばかりしてないだろうか?
    鑑の前で表情の予行をしてみよう。特に笑顔は大事。歯は磨いて綺麗にしておこう。
  2. 服装
    一概にスーツでカッチリ!とは言えない。あくまでTPOに合わせろ。聞き手の共感を引き起こすには聞き手の嗜好に合わせた服もあり。
  3. 髪型
    小まめに散髪していればよし。伸びっ放しという状態がよくない。手入れされていないと印象を与え、自己管理能力を見られる。

  4. 乾燥肌の人は保湿液を。化粧もしていい。男性用化粧品も今は多い。
  5. 匂い
    細心の注意を払ってほしい。体臭、口臭は厳禁。そして、スメハラが叫ばれる時代だ。フレグランスも程々にしなければならない。
  6. 立ち振る舞い
    ゆっくり動くと余裕や父性的な感じが出せる。早く動くと理性的な感じが出せる。緩急をつけろ。それは注目度にも直結する。

  7. 説得するときはゆっくり低く、合理的な説明をするときは速度を上げて高く話せ。エネルギッシュに見られる。ここも緩急が大切

非言語の分野で人格評価される

非言語コミュニケーションを改善すると人格までも改善されたように錯覚される。これは外面が内面をコントロールするような状態だ。実際はどうだか分からないが、少なくとも周囲の他人は人格を評価し始めるということだ。


2.非言語的な部分の影響は大きいが恐れるな。コントロールできる。

声のコントロール

イケボかイケボでないかは問題ではない。イケボだったら良いに越したことはないが。非言語の一覧で先ほども少し触れたが、声も「高い、低い」、「速い、遅い」、「大きく、小さく」など様々なコントロールができる。効果の紹介として…

  1. 理解優先型
    高い声でゆっくり話す。学校の先生に多いタイプ。
  2. 情熱型
    高い声で速めに話す。ジャパネットたかた社長の情熱は見ての通りだ。
  3. 誠実型
    低い声でゆっくり話す。戦場カメラマンが良い例だ。誠実そのもの。
  4. スキル型
    低い声で速めに話す。これはNHKの男性アナウンサーに多い。どこか機械的だが情報伝達という一点において的確と言える。

どれか一つのタイプにこだわる必要はない。あくまで緩急を付けろ。「転」とも言うべきか。それぞれの長所を掌握して自分の声をコントロールしろ。


服装

目指すべきは清潔感だ。そして、清潔感チェックポイントは、「目元」「口元」「耳元」「襟元」「胸元」「手元」「膝元」「足元」。上から順にチェックしよう。


3.相手を見ろ。独りよがりのセルフ・ブランディングは悪い方向に行く。

独りよがりになるな

そもそもの目的がコミュニケーション、プレゼンスキル向上のための印象操作だ。相手の嗜好やTPOの掌握が第一だ。その後に自身の見た目や立ち振る舞いを決定していく。

やはり挨拶

「しゃべらなくても印象操作できる」と主張する当著書であるが、やはり挨拶が大事だと述べている。それはそうだ。なぜか。挨拶も無にいきなりコミュニケーションを始める人は「なんだコイツ…」と思われてコミュニケーション自体が拒絶されてしまう可能性が出てくるからだ。悪いことは言わない。ノンバーバル分野の効果をしっかり認識した上で、挨拶しよう


おわりに…

印象はしゃべらなくても操作できる。まずは好印象を狙う。そのための条件は当著に書かれている。そして、勘違いすることなかれ。まず第一に挨拶だ。挨拶が大切。それからコミュニケーションが始まる。このページの情報が少しでもプレゼンター、ビジネスパーソンのコミュニケーションスキル向上の資となれば幸いです。プレゼン技術、一緒に向上させていきましょう。

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