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Ideogramとは？AIが指定したテキスト入りの画像を自動生成

稲村 操

Ideogramは、ユーザーが指定したテキストを基に画像を自動生成するAIツールです。文字も生成画像に配置させることができます。

この記事では、Ideogramの機能、その革新性、およびビジネスやクリエイティブなプロジェクトでの利用方法について詳しく説明します。毎日更新されるビジネスAIに関する最新情報を得るために、是非当サイトをブックマークしてお見逃し無く。

Ideogramとは？

Ideogramはテキストから画像を生成するウェブベースのAIアプリケーションです。ユーザーが記述した内容に基づいて様々なスタイルの画像を自動で作成します。特に、指定した文字を画像内に配置できる機能は注目です。

Ideogramの特徴は？何が新しい？

テキストベースの画像生成

Ideogramは、テキストを生成画像内に反映させることができます。ユーザーは具体的な指示や抽象的なアイデアを元に、独自のビジュアルコンテンツを瞬時に作成できます。例えば、Instagram画像に文字などを入れて編集していた方は、この業務が一新され、効率化されます。

スタイルタグによる細かなスタイル指定

ユーザーは、生成する画像のスタイルを指定するためにスタイルタグを使用できます。3Dレンダリング、アニメ、建築、ファッションなど、多岐にわたるビジュアルスタイルを実現できます。この機能は、ユーザーが求める正確な雰囲気やテーマの画像を生成することを可能にし、従来の画像生成ツールとは一線を画します。

リミックス機能によるイテレーションの容易さ

Ideogramには「リミックス」機能があり、既に生成された画像とそのプロンプトを基に、新たな画像を生成するプロセスを簡単に繰り返すことができます。ユーザーは初期のアイデアを迅速に洗練させ、異なるバリエーションを探求することができます。この反復的なプロセスは、創造的な発見と革新を促進します。

無料？日本語で使える？

FeaturesFreeBasicPlus
年間契約料金Free$7/月$16/月
Private generation——✓
Ideogram Editor—✓✓
Image upload—✓✓
Priority generation—1600 images/month(400 prompts/month)4000 images/month(1000 prompts/month)
Standard generation100 images/day(25 prompts/day)400 images/day(100 prompts/day)Unlimited
Priority generation top-up—$4 USD / 400 images($4 USD / 100 prompts)$4 USD / 400 images($4 USD / 100 prompts)
Image downloadCompressed (JPG)Original Quality (PNG)Original Quality (PNG)
早期アクセス——✓

無料でも毎日25ポイントが与えられます。日本語でのプロンプト入力は可能ですが、サイトUIは全て英語です。

Ideogramの始め方

1.Ideogram公式サイトへアクセス

公式サイトにアクセスするとアカウント作成画面へと自動で移行します。

公式サイト：Ideogram

2.Ideogramアカウント作成

アカウントはGoogleID、もしくはAppleIDで作成します。

3.画像生成開始

プロンプトを入力し、「Generate」をクリックすると画像生成が始まります。

Ideogramの使い方

画像生成、画像編集、アカウント管理について詳しく解説します。

画像生成のプロセス

  1. プロンプト入力
  2. 生成開始
  3. 画像のプレビュー
  4. 画像の完成

プロンプト入力

ユーザーインターフェース内のプロンプトボックスに、生成したい画像の説明を入力します。

生成開始

説明を入力後、「Generate」ボタンをクリックして画像生成を開始します。

画像のプレビュー

生成中、最終画像のプレビューと進行状況のインジケーターが表示されます。

画像の完成

数秒待った後、生成された画像の高品質プレビューが表示され、完了です。

生成した画像に対する操作

生成された画像をクリック

生成された画像をクリックすると、いくつかのアクションを実行できます。

三点リーダーをクリック

生成された画像に表示される三点リーダーをクリックすると、さらにオプションが表示されます。

画像ダウンロード

Ideogram Plusプランでは非圧縮のPNGファイルとして、無料プランではわずかに圧縮されたJPGファイルとしてダウンロードできます。

アカウント管理

ユーザープロファイル

 ページ上部にある「me」アイコンまたは”My profile”ボタンをクリックします。

ユーザーマネジメントメニュー

通知ベルアイコンの隣にある「歯車」アイコンをクリックすると、ユーザーマネジメントメニューが表示されます。サインアウト、過去の生成物の閲覧、ピン留めした生成物、いいねした画像の閲覧ができます。

アカウントの削除

ユーザーマネジメントメニューから「Delete account」を選択し、アカウント削除を確認すると、プロセスが数分で完了します。アカウントを削除すると、生成物、プロンプト、ユーザーデータがIdeogramサーバーから削除され、他のユーザーが過去の生成物を閲覧することはできなくなります。

サブスクリプションプラン

Ideogramのサブスクリプションプランを持っている場合、現在のサブスクリプション期間の終了時に定期サブスクリプションがキャンセルされます。

Ideogramの機能

通常の画像生成をさらにユニークに、魅力的にするための機能を解説します。

Ideogramのバージョン選択

Ideogramで画像を生成する際には、異なるモデルから選択できます。特定のモデルを選ぶには、希望するバージョン番号をクリックまたはタップします。使用中のバージョンは、以下に見られるバージョン1.0のようにハイライトされます。

バージョン1.0: 2024年2月28日に導入された最新バージョンです。

バージョン0.2: 2023年11月2日にリリースされた2番目のモデルです。

バージョン0.1: 2023年8月29日にローンチされたIdeogramの最初のバージョンです。

アスペクト比の調整

バージョンアスペクト比形式の説明
0.1 & 0.210:16縦長のポートレート画像に似ています
0.1 & 0.21:1正方形の画像に似ています
0.1 & 0.216:10横長のランドスケープ画像に似ています
19:16スマートフォンや一部のSNSでの縦表示に最適です
110:160.1 & 0.2バージョンで使われたポートレート形式です
12:3デジタル写真やポスター印刷で主に使われるポートレート形式です
13:4映画写真で主に使われるポートレートのアスペクト比です
11:1SNSや画像サイトでよく使われる正方形の形式です
14:3テレビ画面の横長形式や映画写真で使われます
13:2デジタル写真や印刷で人気のある横長形式です
116:100.1 & 0.2バージョンで使われた横長形式です
116:9現代の横画面、例えばテレビで使われる横長形式です

バージョンによっては設定できないアスペクト比があるので注意してください。

Magic Prompt

アシスタント機能

あなたの入力した文章内容をAIが理解・解釈し、より美しくバリエーション豊かな画像生成に最適化してくれます。

多言語対応

世界中のユーザーが、自分の母国語で入力できるため、使いやすさが向上しています。

3つのオプション

オン: 生成する4枚全ての画像に、AIが改善した文章内容が反映されます。

オフ: あなたが入力した文章内容そのままが、4枚全ての画像生成に使用されます。

オート: 文章内容の長さをもとに、AIが何枚の画像に改善された内容を使用するかを自動で判断します。

プライベートモード

画像を非公開で生成することができます。非公開の画像は、生成した本人にしか見えません。

非公開生成の方法

Ideogram Plusプランを購入するには、案内に従ってください。生成ボックス内にある「Visibility」トグルを使って、生成物を非公開か公開かを選べます。「Generate」オプションメニューからIdeogramモデルバージョンと可視性を選択します。

非公開生成の閲覧

「My Profile」アイコンをクリックしてプロファイルページに移動します。 「Private」タブをクリックして、非公開で生成した画像を見ます。

画像アップロード

「Image Prompt」ボタンを使ってIdeogramに画像をアップロードします。アップロードされた画像は非公開で、ユーザープロファイルの「Uploaded」タブで見ることができます。

ズームとクロップ

画像をズームしてから、選択した部分をクロップします。画像をズームするには、画面右上の虫眼鏡ボタンをクリックします。

調整

クロップ後の画像がプロンプトボックスに表示されたら、最終的に生成したい内容の説明を入力します。アップロードした画像の最終出力での重みは、プラス（+）またはマイナス（-）ボタンで調整できます。

リミックス

リミックスツールを使用すると、新たに生成される画像に対する「親」画像の影響度、つまり「重み」を指定できます。この重みは、「プラス」または「マイナス」ボタンを押すことで増減でき、5段階のレベルがあります。レベル5（画像の下に表示される白い横棒で示されます）は、画像が生成される画像に大きな影響を与えることを意味します。また、親画像の重みを完全に削除し、プロンプトとスタイルタグのみを使用して新しい画像を生成することもできます。

スタイルの選択

タグ説明
3D Renderフォトリアリスティックな2D画像を3Dモデルから生成。3Dレンダリングのようにスタイリッシュに見せる。
Anime手描きやコンピュータ生成のアニメーション作品を指す。
Architecture建築に関するスタイル。
Cinematic映画的なスタイル。
Conceptual Art概念芸術に関するスタイル。
Dark Fantasyダークファンタジーのテーマ。
Fashionファッションに関するスタイル。
Graffitiグラフィティアートに関するスタイル。
Illustrationイラストレーションに関するスタイル。
Painting絵画に関するスタイル。
Photo写真に関するスタイル。
Portrait Photographyポートレート写真に関するスタイル。
Posterポスターデザインに関するスタイル。
Product製品デザインに関するスタイル。
Typographyタイポグラフィに関するスタイル。
Ukiyo-e浮世絵に関するスタイル。

スタイルタグを使用すると、生成する画像の芸術的なスタイルに影響を与えることができます。プロンプトボックスのテキストエリアの下にあるスタイルタグをクリックすることで、適用できます。スタイルタグは生成される画像の結果に追加の重みを持ちます。

Creator Titles

「Creator Titles」とは、Ideogram上で優れた作品を生み出すトップユーザーに与えられる称号のことです。このシステムは、ユーザーの活動と創造性を認識し、報酬を与えるためのものです。

現在の称号には「Elite Creator」、「Top Creator」、「Leading Creator」があります。

称号を受け取るためには、最近ログインしており、Ideogramのガイドラインに沿った画像を生成している必要があります。

称号を持つユーザーは、該当する階層の色でプロフィール画像がアウトラインされます。例えば、「Elite Creator」はゴールドのアウトラインが特徴です。

称号の基準

特典

無料プランのユーザーは1日に25回の標準生成が可能です。

称号による生成回数の増加まとめです。

Elite Creator: 1日に1000回の生成が可能

Top Creator: 1日に500回の生成が可能

Leading Creator: 1日に250回の生成が可能

まとめ

Ideogramの革新的なアプローチは、テキストから直感的に画像を生成することで、ビジュアルコンテンツの制作過程を根本から変える可能性を秘めています。無料ですので、試してみてはいかがでしょうか。

以上、Ideogramがいかにしてテキストベースの画像生成を革新するかについてご紹介しました。皆様には、最新のビジネスAI情報を提供し続ける当サイトをブックマークしていただき、価値あるインサイトをお見逃しないようにお願いいたします。

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