軍事学を学んでマネジメントを最適化しろ!『軍事行動の種類』を説明・紹介

働き方

はじめに

軍事行動には基本的に4つの種類がある。大きく攻撃、防御、安定化、地域協力だ。ハイブリッド戦がそれらドメインを曖昧にしているが、国や軍が戦略を立てる上でまだまだ決定的な軍事行動であることは間違いない。

経営者や巨大コングロマリット企業幹部が方針を立てる際、マネジメントの方向性を決心する際にも参考にできるはずだ。軍事行動は何より命がかかった決定的な行動だ。それら知識行動をまとめた軍事学は俄然現実に即したものとなる。喧々諤々の市場でサバイバルするビジネスパーソンたちの資となるはずだ。

結論

軍の決定的行動は大きく4つ。順不同。

  1. 攻撃
  2. 防御
  3. 安定化
  4. 地域協力

本論

攻撃は接触、攻撃、奪取、追撃までを定義する。

攻撃

  1. 接触
    攻撃準備においては索敵(サーチ)から始まり、攻撃開始ポイントの見積をする。特に小さいエリア、市街地などへの攻撃の場合、戦線や警戒線を明確にラインで決める。そして、適切な時期にみて接触だ。
  2. 攻撃
    「実力による現状変更」という表現が流行っているので、当ページでもそのように紹介しよう。通常の戦闘の他に、伏撃、カウンター、示威などがある。また、戦術ムーブメント(マニューバー)を特記したページもあるので参照願いたい。こちらは通常攻撃の型のようなモノだ。サバゲ―をしている人なら少しは分かるかもしれない。
  3. 奪取
    目標とした地域や建物、空間を自由にコントロールできる状態にすること。一昔前は「陸軍の軍靴で踏みしめるまでは奪取ではない」という占領主義があったが、今は宇宙空間はもちろんサイバー空間においてもオブジェ(目標)に設定される時代。実員での占領は選択肢の一つだ。
  4. 追撃
    これは相手を徹底的に痛めつけるための行動ではない。相手に反撃させないための行動だ。相手を徹底的にやるならそもそも逃がさなければいい。目標奪取した後の進軍はまた別。リロードして再編成してから実行する新たな攻撃行動だ。

防御

防御はエリア防御、モバイル防御、後退がある。この項目もハイブリッド戦の進行でRJNOなども一つの後退防御となる。つまり、官民混合の作戦がいつのまにか遂行されることになる。

  1. エリア防御
    陣地防御と古くから呼ばれているもので、その実態は死守だ。後方の守るべき対象が領土だったり国民だったり、その財産だったりと一歩たりとも譲ることのできない場合が多い。しかし、大きな作戦や国家の戦略上、負けることが分かり切った陣地防御をする場合がある。その場合、とにかくカバー(掩体)のレベルを上げて耐え忍ぶ。時が過ぎるのを待つ。
  2. モバイル防御
    モバイルディフェンスと言った方がカッコいい。防護性の高い車両などを使用し、動きながら防御する。防御の縦深を分かりづらくする効果がある。つまり、どっからどこまで軍が展開して守っているのかわからず、敵は恐怖する。心理的効果も与えることになる。
  3. 後退
    即退散という感じではない。ダラダラ退散だ。要するに敵の進行を遅くする効果を狙う。たまに火力を発揮するなどしてダラダラ下がる。戦役にトラップも仕掛けながら下がる場合が多い。

安定化

安定化の要領はまず地域状況を考慮して撤退までのスケジュールを作ることだ。それに従い、実力を以てエリアの安定化に努める。PKOのような任務をイメージするといいが、あくまで軍役だ。PKOは軍以外の勢力も大きく関係してくる。少し性質が違ってくる。

  1. 撤退スケジュール設定
    もし大規模な戦争の場合、国連機関などへの引継ぎも選択肢の一つとなる。また、多国籍軍として安定化を進める道もある。大切なのは、軍(自分)の力量をしっかり評価し、それに見合った安定化方針を打ち出すことだ。
  2. 安定化実行
    これはより小さい単位部隊によって実行される。例えばパトロールやチェックポイントの建設、群衆操作などだ。

地域協力

奪取したエリアにおける軍の実力レベルを下げていく段階だ。民間との協力が大切になってくる。平和維持活動と異なるのはまだ軍役だということだ。当然民間との交渉・話し合いは軍幹部がやる。

アメリカだとここの専門機関DSCAがある。占領する準備はバッチリだ。一方、日本にはない。もし、そのような事態になったら各省から防衛省に出向してチームでも組むのだろうか。

さいごに

以上、軍事の基本行動、4つを説明・紹介した。大きく攻撃、防御、安定化、地域協力だ。これは一連の過程ではないが、いずれかの方針で軍は動く。ビジネス、もしくはスポーツなどでも使えるスキームではないだろうか。特に安定化、安全協力という行動は日本人が中々イメージしづらいところだと思う。攻撃して終わり、防御して終わりではないというところを分かって頂ければいいと思う。

ここまでお読みいただきありがとうございます。ビジネスに役立つ軍事情報、日本人に最適化した軍事学をお届けしたいと思っています。また是非読みに来てください。

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