『本当の自由を手に入れる お金の大学』から学ぶ資産防衛

運用

当著にはYouTubeやブログで有名な両@リベラルアーツ 学長さんによるお金の話が書かれています。リベ大学長と言えば、副業やネットビジネスに興味ある方なら誰でも一度は聞いたことのある有名人。ブログでも動画でも本当に分かりやすくお金に関する情報を惜しげもなく公開してくれる方です。本著を読んでお金に関する知識を整理して行動につなげましょう。

本当の自由を手に入れる お金の大学

お金の問題を抱えているサラリーマン、起業している事業主さんに有益な情報をもたらせてくれます。対話形式で進んでいくので、漫画を読むような感じであっという間に著書の全体像がつかめるでしょう。

要点

  1. お金にまつわる5つの力」を育てよ。
  2. 人生6大固定費の見直し。
  3. 事業所得の有効性
  4. お金のなる木を作ろう。

本著の内容

経済的自由を達成するには資産所得を増やしていくことが大切。労働所得に囚われた場合、時間がどんどん他人に奪われて行き自由とは遠ざかる。
資産所得を増やすうえで必要なスキルは「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」

貯める力

貯める力をつける上で、人生6大固定費を見直すということは一番最初にやることだ。6大固定費とは「家」「保険」「税金」「光熱費」「保険」「車」

保険の見直し

日本人は生命保険を払い過ぎている。官の社会保険が充実しているのにも関わらず、一世帯当たり年間30万円以上を民間保険会社に支払っている。「国民年金」や「厚生年金」の加入者が死亡した場合、遺族には遺族年金が支給される。公務員なら20万程度が月に貰える。それでもまだ保障する必要があるのなら、民間保険で補えばいい。その場合、かなり少ない保険料になるのではないだろうか。

ケガや病気に対する健康保険も日本では充実している。3割負担でいいし、そもそも高額医療費制度により払い戻しもある。労働できない状態になっても障害年金が受給できる。それらを含めて保険を見直す必要がある。

居住費の見直し

家は買った瞬間に価値が下がる。地価の上昇などを見越せる地域、もしくは歴史的・文化的に保存価値のある物件などを素人が買えるはずがない。

稼ぐ力

節約して貯めても、入ってこなければ生活費で資産は目減りしていく一方だ。著書では転職と副業で収入を上げる必要性と説いている。

転職

給与所得はいきなり増えるものでもない。出世をコツコツして何年もベースアップを経験して成しえる偉業だ。自分の市場価値を把握し、もし安く労働力が買われているようなら高く買ってくれるところに転職しよう。

副業

自分の力でお金を稼ぐという経験をしてみよう。継続すればそれは副業となるだろうし、額にこだわらなければ誰でも始められる。そして、時間の許す限り様々な分野に挑戦すればいいだろう。こだわりを捨てれば面白い世界が待っているかもしれない。


フロー型とストック型の副業についても説明がある。フロー型は自分の労働力を売るタイプ。ストック型は自分の資産を作り出す労働であり、いずれその資産がお金を生んでくれる。手っ取り早くお金が入るのでフロー型の副業を選ぶ人は多いだろう。しかし、それではお金を稼ぐのに際限のない時間が経営者側にとられていくだろう。いずれストック型の副業を目指すべきだ。

増やす力

本著では「お金のなる木」について言及している。副業でストック型のものをいずれ目指すべきだと推奨したが、行きつく末は「お金のなる木=運用」だ。実際には、「株式」「債権」「不動産」「コモディティ」「預金」が「お金のなる木」の正体だ。その値動きや運用コストなどによってタイプがことなるが、この著書では投資信託をまずは推奨している。そして、投資信託の中でもインデックス投信がより良い選択肢だろうと言っている。これは長期で値上がりが見込まれる先進国インデックスの中でもっとも有力な選択肢といえる。

最後に…

お金にまつわる情報は様々な方面から多くの専門家が発信している。上手い話にはリスクがあるのは当然。結局、お金に関する本質的な情報は淘汰されて「ストック型労働を目指せ、インデックス投信にコツコツ次込め」という情報に収斂される。もはや資本主義社会の真理みたいなもののように思えるが、それでも未だ人は一発逆転を狙ってリスク満載の話に乗る。この著書は早めに資本主義社会の現実に目覚めさせてくれる良い一助となるだろう。本屋で見かけたら是非手に取ってみてほしい。

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