多くの方が映画スラムダンクを観たと思います。
そして、思ったはずです。
「スラムダンクやってみたい…」と。
流川君や沢北君の、仙道君のようなカッコイイダンクもいいですが、ゴリラダンクのような豪快なヤツもぶちかましてみたいと思いますよね？
でも、実際リングを見ると絶望します。
「高い…」と。
そこでご提案します。バスケットボール自体を身長別の階級制にして、リングも階級に合わせて上下させれば良くありませんか？
本記事ではバスケットボールに身長別の階級制を導入する可能性について提言しております。何卒よろしくお願いいたします。
参照：バスケットボールの新しい教科書 実戦力が高まる「オフェンスルール」
バスケットボールにとっての身長
バスケットボールは、身長が大きな影響力を持つスポーツであることは周知のとおりです。一般的に、身長が高い選手はリバウンドやブロックなどで有利になることが多く、身長が低い選手はシュートやパスなどで活躍する傾向があります。
聞いた感じは、適所適材でそれぞれが個性を発揮すれば素晴らしいスポーツになるという印象をうけます。しかし、ゴール下では小さい選手はほとんど何もできないのが現状です。
公平性への疑問
現状のバスケットボールのルールには、身長による制限は存在しません。つまり、どんな身長の人でもバスケットボールを同じ試合でプレイすることになります。
身長の違いが非常に大きな影響を与えるスポーツであるバスケットボールにおいて、競技の公平性が十分に保たれているかどうかは疑問が残ります。
そこで、身長別の階級制を導入することで、バスケットボールの競技をより公平にすることができるのではないかという議論が注目を集めています。
身長別の階級制導入のメリット
もし、身長別の階級制を導入した際はどんなメリットがあるでしょう。見ていきましょう。
競技人口の増加
身長別の階級制を導入することで、競技の公平性が向上することにより、観客が増える可能性があります。また、より多様な戦略やスキルが見られるため、興味を持つ人が増えることも期待できます。
スポンサーの獲得にも有効
競技の公平性が向上することにより、バスケットボールのイメージアップが期待できます。そのため、スポンサーの獲得につながる可能性があります。
健康的な育成
身長別の階級制を導入することで、身長による差別的なイメージが薄れ、身長の低い子どもたちにもバスケットボールの楽しさが伝わりやすくなることが期待できます。
スキルアップの機会
身長別の階級制導入によって、身長の低い選手もより多様なスキルを身につけることができるようになります。また、身長別の階級によって、プレーの目標が明確になり、より効果的なトレーニングが可能になることが期待できます。
身長別の階級制導入のデメリット
当然、階級制導入でデメリットもあります。
ビジネスチャンスの拡散
バスケット興行としてのビジネスチャンスは拡散していくかも知れません。リソースの集中がされず、人気のない階級が国ごとに出てくるでしょう。
施設の調整
階級制導入でリングの高さも試合ごとに変化させます。つまり、固定式のゴールでは対応できなくなります。施設管理面で大きなコストが発生する可能性があります。
具体的提案
バスケットボールに身長の階級制を導入するにあたって、具体的な提案をします。
詳しく見ていきましょう。
階級の提案
身長別階級は120cm未満級、140cm未満級、160cm未満級、180cm未満級、180cm超え級で提案します。
20cm程度の差であればジャンプ力でカバーできる可能性があるからです。最初の120cm未満級は日本の小学生低学年の平均身長を参考にしています。ミニバスで低学年がゲームを楽しむにはちょうどいいクラスです。
180cmを超えると既存のリングでダンクできる可能性が高いので、まとめました。
リングの提案
当然リングの高さも階級に応じて調整すべきです。
120cm未満級であれば170cm程度にリングを調整します。根拠として、何とかダンクがいけるのではというところです。もう少し低くても良いかも知れません。
160cm未満級までは、ダンクの理由で階級+50cm程度の位置が妥当なリングの高さでしょう。
ボールの提案
ミニバスで使用されるボールは小さくなっていますが、それでも小学校低学年には大きいのではないでしょうか？
バッシュの提案
バスケットボールは大きな人に最適化されたスポーツですが、階級制の導入によって小学校低学年でもスポーツ人口が増える可能性があります。そこで、バスケットシューズメーカーは新たなビジネスチャンスを得ることになります。
結論
バスケットボールに身長による階級制を導入することで、よりゲームはフェアになり、みんなでスラムダンクを楽しむことができるようになります。
室伏広治先生、この記事を読まれたならばぜひ前向きにご検討して頂くよう、何卒よろしくお願いいたします。
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